素材 : 陶器 / サイズ : H 8.8cm × W 6.4cm × D 6cm / 色柄 : 水玉、クローバー、ストライプ、無地など
従来の技術を使い“従来にはない”ものをつくる
いま改めてブームの兆しを見せている招き猫。この現象をとらえ「インテリアとして飾りたくなる現代風の招き猫をつくりたい」と挑んだのが、土田人形の代表取締役社長、土田博之だ。
土田人形は、京都の伝統工芸である「京陶人形」を製作している窯元だ。しかし今回は京陶人形らしさをあえて脱し、のっぺりとした顔のない招き猫を製作した。そこに何十種類もの色や柄を全身に描くという手法を採用。水玉、ストライプ、トンボ柄、クローバー柄など、眺めているだけで楽しくなる招き猫である。底の内部にはアロマオイルを垂らすための皿を設置し、香りを楽しむ道具としても提案する。
そもそも京陶人形とは素焼の人形に顔料で彩色して仕上げたもので、二〜三頭身にデフォルメした形状を特徴とする。節句や干支の置物、土鈴、根付などが定番商品だ。現在、土田人形は企画から原型製作、型取り、素地製作、焼成、彩色、面相、箱詰まで、自社ですべて一貫生産を行っている。
代表取締役社長 土田 博之
会社名 : 株式会社土田人形
住所 : 〒615-0915 京都市右京区梅津南町1-10
電話番号 : 075-871-6834
FAX : 075-871-6845
Mail : tutida@maia.eonet.ne.jp