ネックレス / 素材 : 純金糸、真鍮 / サイズ : H 33cm × W 15cm × D 1.5cm / 留め具色 : 金、銀、黒漆、白漆、舛花漆(青)、弁柄漆(赤) / ほか
“気持ち”を動かすもの
西陣織や力士の化粧回し、祭礼の刺繍幕などに使われる金銀糸。これを明治30年から製造しているのが寺島保太良商店だ。同社はジュエリーデザイナーと組み、この金糸を用いてネックレスとブレスレットを開発した。
元々、皇族や貴族の衣装に使われた金銀糸が量産され始めたのは明治時代。とはいえ、市場が限られていることから「多くの人々に知ってもらいたい」と専務取締役の寺島大悟は一般市場に向けた商品開発に取り組んだ。
金銀糸は絹や綿などの芯糸に、細く裁断した金銀箔を螺旋状に縒って作る。特に最高級の純金糸には、職人の手作業により、漆を引いた和紙の上に純金箔を1枚1枚箔押しして、細く裁断したものを使う。仕上がった金銀糸は枠に巻き取り束にして納品する。
開発したジュエリーは、最高級の純金糸を贅沢に使い、納品時の束の表情を生かしてデザインしたものだ。年を重ねた人ほど似合う、高級ジュエリーの誕生である。
専務取締役 寺島 大悟
会社名 : 株式会社寺島保太良商店
住所 : 〒603-8246 京都市北区紫野西泉堂町65-2
電話番号 : 075-495-7111
FAX : 075-495-7117
Mail : info@terayasu.com