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色紙短冊や和本帖の卸販売会社として1964年に創業した尚雅堂。元々、短冊は和歌を、色紙は「書」を書くものとして発達。昭和時代には絵画を色紙に複製して床の間飾りとする文化が流行り、需要が大きく伸びた。
長年、問屋や小売店と取引してきた尚雅堂は、2003年頃から一般の生活者が「日常的に使いたい」と思えるような商品開発に乗り出し、レターセットやぽち袋、朱印帖などを試行錯誤しながら企画し、販路を広げてきた。
二代目の松尾安浩は「デザイナーら専門家の視点を取り入れて、今までにない商品にトライしたい」と新たな境地を目指し、色和紙を張った縦型ファイルボックスを開発した。これはオフィスの机に並べるだけでもインテリア性が高く、またドキュメントケースとして鞄に
入れて持ち歩くことができるものだ。
色和紙には、部分的に唐紙を張って和をより感じさせるものとした。大事なプレゼン資料を入れるケースとして、会議室でも映える道具となりそうだ。
代表取締役 松尾安浩