江村商店 / 京小紋 四季のうつわ

素材:ガラス・シルク・人工樹脂
サイズ:H1.5×φ10cm、H1.5×W10×D10cm
色柄:春暁、忘草、初菊、霧氷
※写真の色柄はサンプルです

“伝統≒創造≒破壊”

 絵皿と言っても、これは焼物ではない。ガラスと京小紋を張り合わせたまったく新しいタイプの「京小紋 四季のうつわ」である。建築資材に用いられる合わせガラスの技術を応用し、京小紋をガラスとEVA樹脂で挟み込むことで実現させた。裏面の樹脂には滑り止めとガラス飛散防止効果があり、一般的なガラス皿よりも機能性が高い。

 柄は春夏秋冬をテーマとした4つ。いずれも伊勢型紙を使用した型友禅の技法で染められており、春には桜色の丸紋、夏には藍色の草、秋には茜色の菊、冬には金箔色の氷を表現した。

 この器を開発したのは、1918年より呉服問屋を営む江村商店だ。「反物を着物以外のアイテムに転用したい」と考えた専務取締役の江村和博により、数年前から器の開発を進めている。これまでに同社の看板商品である白生地や西陣織を張り合わせた華やかな器を開発した実績がある。「今回はより日常使いに向いた器をつくりたい」という思いから京小紋が採用された。

御誂え

ガラス表面にエッチングで名入れをします

専務取締役 江村和博

会社名:株式会社江村商店
住所 : 〒600-8446 京都市下京区高辻通新町西入る堀之内町282番地
Tel : 075-341-5291
Fax : 075-351-3737
Mail : kimono@emura-shouten.com

http://www.emura-shouten.com

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