座る、寝ころぶの2つの姿勢を可能にするクッション「tetra LUXE」。三角形の面を自在に変えることで、座椅子のように背もたれがしっかりと立った状態にもなり、またゆったりと深くもたれかけられる状態にもなるうえ、クッションを真っ直ぐ伸ばすと寝そべることもできる。これは大東寝具工業の看板商品「tetra」をさらに発展させたラグジュアリークッションだ。
　中材に使用した発泡ビーズが移動し、人の体勢に合わせて変形する点はtetraと同じだが、tetra LUXEには長細いクッションを2つに折り畳んで三角形をつくる構造を採用。これにより3つの姿勢が可能になった。創業から90年以上にわたり、布団の製造販売を行ってきた同社は、近年、睡眠研究にも勤しみ、商品開発に生かしている。「昼寝の姿勢は床から45〜60度の角度が理想。これはそれに適した角度を保つ」と睡眠健康指導士上級の資格を持つ、代表取締役の大東利幸は話す。富裕層や高級宿泊施設への販売を狙う。