素材:純金、純銀、鉄、真鍮
サイズ:フックピアス丸/φ3.9×D1 cm、スタッドピアス月/φ3×D1.5cm、スタッドピアス丸/φ1.8×D1.5cm、スタッドピアス六角/H1.6×W2.2×D 1.5cmなど
色柄:幾何学模様
歴史と伝統を紡ぐ
金属の生地に純金、純銀、青金などの金属をはめ込んで模様を表現し、漆で焼いて仕上げる京象嵌。「現代の暮らしに取り入れられる商品を開発し、京象嵌を再興させたい」との思いを強く抱くのは、アミタ エムシーエフの網田奈央だ。同社は社章やメダル、ベルトバックルなどの製造を行う金属工芸品メーカーである。その一方で京象嵌に思いが向くのは、元々、グループ会社アミタが京象嵌の販売会社として創業しているためだ。当時の主力商品がアクセサリーだったことから、改めて京象嵌のアクセサリー開発に挑んだ。
目指したのは「普通の人がおしゃれに使えるアクセサリー」である。同社が保有するアールデコ調の幾何学模様を採用し、円形や長方形、六角形に当てはめた。また「おとし」と呼ばれる金属カバーの厚みを極力薄くし、フラットに仕上げた点が特徴だ。こうして今の時代に合わせた「薄氷 うすらい」シリーズのピアス、ネックレス、ブローチ、ブレスレットなどが完成した。
網田奈央
〒601-8380 京都市南区吉祥院新田下ノ向町1アミタビル
Tel:075-661-6001
Fax:075-661-8261
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