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親会社の加徳は、1922年より襖紙や障子紙、表具材料などを扱う卸販売会社だ。販売する商材を内装設計者や一般の生活者に気軽に見てもらう場所として、2007年にショールームを開設し、インターネット通販を開始した。それが和紙来歩である。
「和紙の定義が揺らいでいる今改めて、国産の原料を使い、灰煮で作る手漉き和紙を提案したい」と意気込むのが、和紙来歩の和紙プロデューサー、加藤富美代である。
和紙の三大原料として知られている楮(こうぞ)、三椏(みつまた)、雁皮(がんぴ)の中でも、楮は日本全国どこにでも自生していた最も身近な原料だ。これに着目し、高知県・土佐で採れる楮を用いて、福井県・越前の手漉き職人に抄紙を依頼。これを用い、封筒と便箋のレターセットを開発した。
楮は繊維が長く丈夫で、水にも溶けないため、100年先まで残ると言われている。そんな和紙に「手紙を書く文化を残したい」と加藤は思いを託す。
和紙プロデューサー 加藤富美代
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